練習における体格差。

金曜日のグラバカ東村山ジム。

今日は軽量級と重量級でグループを分けてテクニック練習とスパーリングをしました。

柔術はテクニックで体重差を凌ぎやすい競技ですが、矢張り同階級同士で練習したほうが怪我のリスクも少ないですし、同階級に掛けるのと自分と体格差(大きい場合も小さい場合も)がある相手に掛けるのでは技の感覚も変わってきてしまいます。

昔指導していただいていた柔道女子全日本王者の方に伺ったのですが、男子を相手に投げられれば女子を投げるのは簡単かというとそうでもなく、関節可動域などの男女差があるので女性を投げる為には女性との練習が必要だと言われていました。

柔術も本当は同階級の人同士で組んで練習やスパーリングをするのが一番上達し易いと思っているんですが、柔術はわりとボクシングやMMAに比べて体格差関係なくどのジムも練習しているイメージがあります。

自分は結構頑張って減量をしていたんですが、減量終期の試合前に重量級とスパーリングで組まされるのは矢張り苦痛でしたし怪我をしたら減量の努力が帳消しになるので怖かったです。

一時期は軽量級限定の柔術ジムを作って『ホビット柔術アカデミー』と名付けようかと本気で計画していました。

グラバカ東村山ジムは出来たばかりで会員さんもまだ少ないですが、クラス内では極力体格差のある相手とのスパーリングは行わなくても済むようにしようと思っています。

ゆくゆくは今日みたいに体重別で怪我のリスクを抑えてクラスを行うのが今のジムの目標です。

重量級チームのスパーリングでは田中さんが中里兄(アニ)さんにアイアンクローを掛けていました。

アイアンクローって柔術で使えるんですね。

中里兄さんは明日はお仕事も柔術もお休みだからと閉館時間後もなかなか帰らずに一緒にメダカや柔術の話等を0時近くまでしていました。

柔術やっている人って何故か凝り性の人が多い傾向にあるので話をしていて深い話が聞けるしとても面白いです。

横山家の近くにはメダカ界の達人が住んでいるらしいです。

メダカの世界も奥が深いですね。横山拓也

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