現代の兵法家に出会いました❗️

2020年8月9日(日)のグラバカ東村山ジム。
柔術クラスは15人参加。体験入会の方もいらっしゃってテイクダウンから寝技まで満遍なく練習しました。
沖拳会東村山稽古会長の木村先生と久しぶりにスパーリングさせていただいたんですが、空手の達人なのは勿論、柔術家としても成長されていて嬉しかったです。
練習の後は皆んなでガリガリ君タイム。
ジャイアン新井はイク君に後三角絞めを掛けながら食べていました。ゲスい。
午後は沖拳会青森稽古会の五十嵐先生とお会いしました。
五十嵐先生はとんでもない経歴の持主でまさに現代の兵法家でした。
各種武器の取扱から格闘技や武術とは異なるリアルな戦闘技術を見せていただき、体験させていただいたんですが、本当に驚かされました。
特にナイフ術と不審者をスクリーニングする方法論が素晴らしかったです。
自分もカリ、シラット、アーニスといったフィリピン武術を体験したことや刀剣の練習をしたりエマーソンや二見龍さん等を参考にしたりしていましたが、本物のナイフ使いの方には初めて出会いました。
素手で向き合い技を体験させていただいたんですが、刃物を相手に、特に本物のナイフ使いを相手にする無謀さを改めて認識させられました。
また、相手にこちらを認識させないで攻撃する技術は初見のものばかりで、時吉先生が後ろからチョークされたり、すれ違い様に切られるまで全く反応できないのには驚きました。
表現が正確ではないですが、五十嵐先生はグラップラー刃牙に出てきたガイアとマスターキートンとファブルを合わせたような方でした。
格闘技的な試合や武術の果たし合いのような強さとはまた違う対象を守る能力、対象を排除する能力の高さを感じました。
上の写真はグレイシー柔術の祖である前田光世が講道館に入門する前に学んでいたとされる本覚克己流柔術の技を五十嵐先生に見せていただいているところです。

更に本覚克己流柔術の貴重な資料までいただいてしまいました。
五十嵐先生。本日は非常に貴重な経験をさせていただきましてありがとうございました。
是非、またグラバカ東村山にいらっしゃって下さい。横山拓也

^