父は強し。

2020年8月1日(土)のグラバカ東村山ジム。
クラス開始前、初心者の方とキッズばかりだったので今日は指導の組み合わせが難しいなと思っていると堀君が登場。更に遅刻して新井君が登場。
ハルパパと「このタイミングで現れてくれるのが堀君ですよね。そして、現れるけど少し遅刻するのが新井君。」と話していました。
堀君、新井君、いつもありがとう。
グラバカ東村山ジムは御家族で通われている方が多いのですが、この日もハルとハルパパが一緒に柔術クラスに参加していました。
柔術クラスのスパーリングでは最軽量級のハルパパがかなり体格、フィジカルで上回る方達を圧倒して極めていて、心の中で『柔術ってやっぱ凄えな。』と思ってみていました。
挙げられるベンチの重さとかリアルに倍は違いそうなのに。まさに柔能制剛。
ガードも良かったですが、タックルとタックルの対処が良くポジショニングで優位性を確保していました。
まだ、柔術始めて1年位なんですけどね。
以前、古流の指導者の方とお話しした時に「ブラジリアン柔術って昔だったら秘伝にしてるようなコツを最初からバンバン教えちゃいますよね。」と言われたのが印象に残っているんですが、確かに速習性は高いような気がします。更に底無し沼のように奥が深く技術が日進月歩で進化し続けています。
世界中でスパーリングや試合をしてその動画がリアルタイムで拡散され、また研究、検証が毎日行われるという積み重ねがとんでもない技術的な進化を生み出し続けています。
自分が初めて柔術を始めた時と今ではルールも変わっているし、技術は倍位に増えたと思います。
その技術的な進化を追い続けるのも柔術の楽しみ方の1つです。
今年はコロナで開催されませんでしたが、パンナムや世界選手権を観て柔術の進化の方向性を確認するのが毎年の楽しみでした。
上記は競技柔術の部分で、更に護身術、MMA が相互に作用しあっています。
競技柔術のヘンゾフックがMMAに転用されたり、ラペラチョークの応用でグレイシーがTシャツや衣服を使った護身術用のチョークをしたり、逆にTシャツを使ったチョークと同じ原理の技でキーナン・コーネリアスが競技柔術で一本を取ったり、アジア選手権の決勝でキーナンと同じ技を掛けたら極まってるのに審判に未知の技で反則取られて仕切り直しになったり(笑)と興味が尽きずお陰様でしばらく飽きそうにありません。横山拓也

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