競技の進化と波及。

2019年9月13日(金)のグラバカ東村山ジム。

キックボクシングは7人参加。

皆さん楽しそうに練習されていました。

大人はパンチもキックもどんどん上達してますが、子供達は少しはしゃぎ過ぎかな(笑)

楽しく練習するのが一番だけどね。

奥のウェイトスペースでは時吉先生が日曜日の円心会館主催の関東選手権に向けて調整中。

本職の空手で是非頑張っていただきたいです。

奥のスペースは開館時間中は皆さん御自由にお使い下さい。一応、自分か慶先生に一声かけて下さいね。

柔術クラスは14人参加でした。

写真はクラスの最初に行った脚を効かせる為の限定スパーリング。

この日は空手家時吉は柔術クラスには参加せず軽い調整だけして帰りましたが、木下先生や全日本王者の龍星君、阿部さん、小坂さん、堀君と空手経験者率が相変わらず高かったです。

柔道家より空手家のほうが多い柔術ジム(笑)

柔術クラスのテクニックは1クラス目はダブルアンダーパスからのハンマーチョーク。

2クラス目はシングルレッグからのテイクダウン、膝十字、オーバーアンダーパス、シングルレッグに対するカウンターの隅返しを練習しました。

柔術は日々進化していて「もうこれが決定版だろうな。」と思っていた基本の技でも年々技の入り方や細かいディテールがアップデートされていきます。

このアップデートはむやみに行われているわけではなく、そこには“必然”が存在します。

また、これらの柔術のアップデートがMMAなどにも影響を与えていたりして少し遅れて他競技の試合で使われていたりするのを見ると何とも興味深いです。

例えばレッグドラッグポジションが柔術で流行ったら、数年掛からずMMAの試合でレッグドラッグポジションから打撃を入れる選手が現れたり。MMAでベリンボロを仕掛けてバックテイクするとんでもない選手が現れたり。新しくテクニックではないけどミッシェル・ニコリニがONEでディープハーフからスウィープしてアンジェラ・リーに勝ってましたね。

MMAでディープハーフは凄いな。

うちの大和田やこばやんにも是非MMAにチャレンジしていただきたい(笑)

時間があるならMMAに限らずクロストレーニングもしたほうがいいと思うんですよね。

中井先生も格闘技に限らずサッカーでも水泳でも色々やったほうがいいって言ってるし、自分も柔術だけやってたわけじゃありません。

この興味深い競技の進化をなるべく長く楽しみたいです。10年後、20年後、30年後の柔術がどう進化しているか想像もつきません。徐々に間合いは広がっていくと思いますけど。

大和田が日曜日にアジア選手権に参加します。御時間のある方は是非応援宜しくお願い致します。横山拓也

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