空手家の習性。

2023年5月17日(水)のグラバカ東村山ジム。
今をさること数年前。
ニーオンザベリーの練習をしていると元祖黒空手家時吉先生がニーオンザベリーから下段突きを練習相手に叩き込んでいました。
何でそんなことをするんですか?と質問すると、「身体のまとまりを確認する為です。」みたいな事を言われていました。
それから、数年間、ジムで指導して来てわかったのは、ニーオンザベリーをすると下段突きをしたくなるのは空手家の習性だということです。
皆んな、この動きが大好き。
白空手家横田さんも「僕は試合では蹴ってましたね。」と驚きの発言をしていました。
Natural Born空手家の高江洲さんは下段貫手。
気合が違います。
ちなみに、黒空手家首領木村先生はテイクダウンの練習をすると必ずインサイドガードに入ってパウンドの体勢をとります。
あの人…想定が柔術じゃないんですよね。
そんな中、まさかと思いこの日入会した会員さんに話を伺うと矢張り空手家でした。
何で、うちのジム空手家ばっかりなんだろう?
22時30分過ぎ。
銅メダルを首から掛けて重役出勤したコージ君。
スラムで反則負けして大会後の打ち上げで詰められて泣いてたのに、この日はイキって「スパーリングで強くても試合で勝てなきゃ意味ねーんだよ。」と帯上の先輩阿部君や堀君にまで説教していました。
勿論23時迄の約20分間で命の蝋燭が削り取られるくらいボコられたのは言うまでもありません。
ボコられ絶叫するコージ君を見ながら、「何でこんなジム入っちゃったんだろー。」と後悔する柔道家中川君と、「もう強くなるしかないんだよ。」と諭す空手家横田さん。横山拓也

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